若葉ちゃんとつぐみちゃんは売店で買ったばかりの食べ物を袋から出している。
「どうしたのー?」
あたしは真里の声のしたところへ歩み寄った。
「見てー」
あたしがくると、真里は指差した。
真里の指差した方に視線を向けると、
「――マジっすか…」
あたしは呟いた。
座ったまま壁にもたれかかり、眠っている会長。
「寝てるね」
真里がもっともなことを言った。
「そうね、寝てるわね。
だから起こさないようにしましょう」
「えっ…ちょっと…」
真里の背中を押して会長から離れた。
「どうしたのー?」
あたしは真里の声のしたところへ歩み寄った。
「見てー」
あたしがくると、真里は指差した。
真里の指差した方に視線を向けると、
「――マジっすか…」
あたしは呟いた。
座ったまま壁にもたれかかり、眠っている会長。
「寝てるね」
真里がもっともなことを言った。
「そうね、寝てるわね。
だから起こさないようにしましょう」
「えっ…ちょっと…」
真里の背中を押して会長から離れた。