奈「な、に?」

びっくりしたせいで声が裏返りそうだった

侑「あ、あのさバスケやってた湯澤奈摘さんだよね?」

そう私は小学校からバスケをしていた

中学の頃高校からバスケので推薦も来ていてもちろん高校でもバスケを続けるつもりだったんだ

でも3年の秋季大会で敵チームと接触し、足を骨折

複雑な折れ方をしたため完全復帰まで1年半はかかると医師に言われ私はバスケもやめ、推薦も全て断ってここに来たんだ

奈「うん、そう、湯澤奈摘」

侑「やっぱり!俺湯澤さんのプレーかっこいいなって、って男のくせにって感じだけど、、そんで怪我したって聞いてショックで、その、」

どきまぎ話す彼は初めて見たどこか大人びた雰囲気の彼と違ってなんだか子供みたいだった

奈「ふふっ」

侑「え、あのごめん!」

奈「なんで?嬉しいよ!自分のプレー好いてくれる人が居るなんて嬉しいよ。」

侑「なんか、いきなり声かけちゃって、、これからよろしくな!」

侑斗はほっとしたような嬉しそうなそんな笑みを見せた