美玲から極道を突き放した芽衣がいたのだった。


「芽衣っ…」


「転校生の方にこんなことするなんて…酷すぎです!」


「はぁ?何言ってんの」


目付きを変えた女たちが一歩ずつ


芽衣に接近してきた。


「あんたはー、弱いくせにあたしたちに首突っ込むわけ?」


「泪に手出しするから苛められんのよ!」