む、無視??


仲…悪いのかな?


なんて思っていると。


「まーた始まったよ。来斗の病気」


春が呆れたようにため息をついた。


びょ、病気?


「どこか悪いんですか!?」

私は身を乗り出して春に聞いた。


どこ?どこが悪いの?


耳?中耳炎とか?鼓膜の病気??


想像がどんどん膨れ上がっていく。


「たっ、大変なんじゃー…」


「あー…大丈夫。そういうんじゃないから」


へー…?そういうんじゃない??