「あーっ、もう!だから俺、あいつのこと気にくわねーんだよ」
「洋平くん」
「だってさ、自分からマコトにちょっかいかけたくせにさ。あいつのせいで、マコト、ずっと悩んでばっかりじゃんか」
吉田が、ふてくされたように、ギリシャバーガーにかじりつく。
「でも、洋平くん。まこちゃんだって、陸さんだって、一生懸命なんだよ?」
「わかってるよ。わかってるから、よけいイライラするんだ」
「あの……ごめんね?」
ボクのせいで、吉田にも、みっちゃんにも、嫌な思い、させちゃっているんだよね。
「お前が謝ることないって。いちばん苦しめられてんの、マコトじゃんか」
「そんなことないよ。だって、陸さん卒論だし、会えないの、今だけなんだし」
そうだよ。
きっと、卒論が終わったら、陸さん、会ってくれる。
そうやって、信じ続けられるように、もっと、強くならなくちゃ。
「洋平くん」
「だってさ、自分からマコトにちょっかいかけたくせにさ。あいつのせいで、マコト、ずっと悩んでばっかりじゃんか」
吉田が、ふてくされたように、ギリシャバーガーにかじりつく。
「でも、洋平くん。まこちゃんだって、陸さんだって、一生懸命なんだよ?」
「わかってるよ。わかってるから、よけいイライラするんだ」
「あの……ごめんね?」
ボクのせいで、吉田にも、みっちゃんにも、嫌な思い、させちゃっているんだよね。
「お前が謝ることないって。いちばん苦しめられてんの、マコトじゃんか」
「そんなことないよ。だって、陸さん卒論だし、会えないの、今だけなんだし」
そうだよ。
きっと、卒論が終わったら、陸さん、会ってくれる。
そうやって、信じ続けられるように、もっと、強くならなくちゃ。