「はぁー次理科ぁー!」
「最悪ー」
とりりかが言う。
「いいじゃん!」
と私が言う。
「それは結の席が...」
「ちょいちょい。 そっから言ったらあかんょー(笑)」
その時....
「どけ」
そういったのは横田だ。
「あっごめん」
そして私とりりかは理科室へ向かった。
「あはははーー」
そうりりかと笑いあっていたら、
「結ちゃーん」
と伊藤先輩がやってきた。
伊藤先輩は横田と一緒の男バスでキャプテンをやっている。
伊藤先輩はすごくおもしろくて、女の先輩から人気がある。
だからたまに女の怖い先輩から睨まれる...
「俺の事すきやできてくれたのー?」
「ちがいますー!次理科のんで..」
と言うと伊藤先輩が突然私のふだばこをとってきた。
「返して下さい。」
「いやだねー 俺の話聞いてくれたらかえしたる」
キーンコーユカーンコーン
チャイムが鳴った。
いろんな人が走って移動している。
その中に横田まもいた。
「あっ伊藤先輩。っちは!」
と横田があいさつする。
「おー横田!」
先輩があいさつすると横田は理科室に走っていってしまった。
「私、いくねー!」
とりりかも理科室行ってしまった。
「先輩ー!返してくださいー!」
そんなことをいっていると...
横田が理科室から走ってきた!
「あっよこたぁぁー助けろー!」
と私が言うと
「早くろよ! 先輩今日は返してあげてください」
すると、先輩は
「まぁ、今日だけな。」
と行ってくれた!
「横田ー今日のメニューお前だけダッシュ10本追加なー(笑)」
うう言うと横田は笑顔で
「っうす」
と言った
横田と廊下を歩いている。
横田は小学校の時と比べると背が伸びてした。
「ねー。」
そう私がいうと横田は
「なんだわ。」
といった。
でも、あきらかに表情が曇っていた。
「怒っとるー?」
と聞くと横田は、返事をくれなかった。
私は横田より少し下がってあるいた。
沈黙のまま、理科室に着いた。