†美懸Side†
今日、俺はアイツ――村井 満――に返事をする。この間・・・告白され・・・た?
という複雑な感じ・・・なんだ。
実際、返事して良いのかも、悪いのかも、さっぱり分からない・・・。
あんな告白(?)をされたのは初めてだ・・・。
今まで色々な告白を断ってきた・・・。だから、『最低っ!!』と言われても平気だった。
でも・・・アイツだけは・・・アイツだけには・・・『最低っ!!』と言われたくなかった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――――――――3月14日〝ホワイトデー〟
「はぁ・・・。」
「ね、ねぇっ!!美・・・美懸先輩!!」
「・・・何?」
「あの~・・・。私、バレンタインにチョ、チョコ差し上げましたよね・・・?」
「ああ。そうだな。」
「・・・お返しくれないんですか?」
「・・・今年も誰にも返さない。」
ガタッ・・・!!
「「!!」」
・・・村井っ!!
ダッ・・・。
「待てっ・・・!!村井!!」
「・・・っ!!」
ガシッ!!
「どうして逃げるんだ?」
「・・・・・・!!」
何か言ってくれ・・・!!お願いだ・・・。
村井っ・・・!!
「な・・・何でだろう?何か急に・・・。」
・・・!!
「嘘をつくなっ!!」
「え・・・?」
「俺にだけには・・・嘘を言わないでくれ・・・!!」
「・・・実は、さっき『今年は誰にも返さない』って・・・言って所聞いたら急に・・・。」
「・・・まさか。」
―――――――――――落ち込んだのか?
「ま、まさか何!?」
「言わね。」
「何でっ!?」
「一生言わねー。」
「えぇぇっ・・・。」
言わねーよ・・・。お前だって気付いてない事を言えるわけねーだろ・・・。////
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「はい。」
「え・・・?」
「バ・・・ホワイトデーのチョコ。」
「これ・・・溶けかかってんだけど・・・?」
「し、仕方ないじゃんっ!!・・・。//////」
「・・・?」
「ずっと持ってたから・・・溶けちゃったの。」
「・・・そっか。」
ガサガサ。
パクッ。
「うまい・・・!!(///O///)☆彡」
「本当っ!?1個頂ー戴♪」
・・・・・・。
「嫌。」
「えぇっ!!それ私が作った奴じゃんっ!!返せー!!」
「嫌。もう俺のだし・・・。」
「ム~!!も~意地でも欲しくなった~!!くれー!!返せー!!」
ポスッ・・・。
「え・・・?」
「やんねーよ・・・。俺からもプレゼントあるし・・・。/////」
一応用意しておいてよかった・・・。
ぽろぽろ。
「えっ・・・!!何かまずい事言った?それとも、いらなかった・・・?」
「え!!・・・ううん。う、嬉しいの・・・貰えるなんて思ってなかったから・・・。」
「そっか・・・。喜んでもらえて良かったよ。あともう1つプレゼント・・・♪」
「ん・・・?」
「好きだよ・・・。」
「え・・・!!//////」
「聞こえないないなら何度でも言う・・・村井・・満が好きだよ・・・。」
「・・・っ私も・・・!!」
絶対に離さない・・・。この手と、この温もりを・・・。
今日、俺はアイツ――村井 満――に返事をする。この間・・・告白され・・・た?
という複雑な感じ・・・なんだ。
実際、返事して良いのかも、悪いのかも、さっぱり分からない・・・。
あんな告白(?)をされたのは初めてだ・・・。
今まで色々な告白を断ってきた・・・。だから、『最低っ!!』と言われても平気だった。
でも・・・アイツだけは・・・アイツだけには・・・『最低っ!!』と言われたくなかった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――――――――3月14日〝ホワイトデー〟
「はぁ・・・。」
「ね、ねぇっ!!美・・・美懸先輩!!」
「・・・何?」
「あの~・・・。私、バレンタインにチョ、チョコ差し上げましたよね・・・?」
「ああ。そうだな。」
「・・・お返しくれないんですか?」
「・・・今年も誰にも返さない。」
ガタッ・・・!!
「「!!」」
・・・村井っ!!
ダッ・・・。
「待てっ・・・!!村井!!」
「・・・っ!!」
ガシッ!!
「どうして逃げるんだ?」
「・・・・・・!!」
何か言ってくれ・・・!!お願いだ・・・。
村井っ・・・!!
「な・・・何でだろう?何か急に・・・。」
・・・!!
「嘘をつくなっ!!」
「え・・・?」
「俺にだけには・・・嘘を言わないでくれ・・・!!」
「・・・実は、さっき『今年は誰にも返さない』って・・・言って所聞いたら急に・・・。」
「・・・まさか。」
―――――――――――落ち込んだのか?
「ま、まさか何!?」
「言わね。」
「何でっ!?」
「一生言わねー。」
「えぇぇっ・・・。」
言わねーよ・・・。お前だって気付いてない事を言えるわけねーだろ・・・。////
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「はい。」
「え・・・?」
「バ・・・ホワイトデーのチョコ。」
「これ・・・溶けかかってんだけど・・・?」
「し、仕方ないじゃんっ!!・・・。//////」
「・・・?」
「ずっと持ってたから・・・溶けちゃったの。」
「・・・そっか。」
ガサガサ。
パクッ。
「うまい・・・!!(///O///)☆彡」
「本当っ!?1個頂ー戴♪」
・・・・・・。
「嫌。」
「えぇっ!!それ私が作った奴じゃんっ!!返せー!!」
「嫌。もう俺のだし・・・。」
「ム~!!も~意地でも欲しくなった~!!くれー!!返せー!!」
ポスッ・・・。
「え・・・?」
「やんねーよ・・・。俺からもプレゼントあるし・・・。/////」
一応用意しておいてよかった・・・。
ぽろぽろ。
「えっ・・・!!何かまずい事言った?それとも、いらなかった・・・?」
「え!!・・・ううん。う、嬉しいの・・・貰えるなんて思ってなかったから・・・。」
「そっか・・・。喜んでもらえて良かったよ。あともう1つプレゼント・・・♪」
「ん・・・?」
「好きだよ・・・。」
「え・・・!!//////」
「聞こえないないなら何度でも言う・・・村井・・満が好きだよ・・・。」
「・・・っ私も・・・!!」
絶対に離さない・・・。この手と、この温もりを・・・。