「で、いきなり服なんですか…?」


ただいま可愛いのと手を繋いでイケメン2人にサンドイッチされてます。


「なんでこなみの隣はお前と保親なんだよ…」

「俺を守ってね、キョウちゃんっ」


語尾にハートがついてる…
タツくん恐るべし…!



ーーーぎゅっ



え?
手の違和感にこむらさんをみる。

こむらさんは

「タツだけズルいです。俺とはぐれないように繋ぎましょう」

キラーン。


効果音はまさにキラーン。

こんな爽やかな人に合う服とか考えられるのだろうか…



作りたいイメージを膨らまして行く。


が、どうしても三人のイメージの服は見つからない。私が作ってやっぱプレゼントしようかなぁ。

今日のホテル代も結局払ってもらって、昨日から払ってもらってばかりだし。


夕食に、ドリンク代、ホテル代に、朝食代…あれ、待てよ…

この流れ、きっとお昼もとか言いかねない…


やっぱり作ろう。
時間はかかっちゃうけど、あの人たち思って作ったやつがあるし、あれをリメイクすればきっといける。なんかイメージに近い。

むしろこの人たちのために作ってたのかなぁ、ふふっ。