「やぁ…!あんっ…!」

「あー、こなちゃんそれ反則…」


顔を真っ赤にしたこむらさんが私に近づく。


「こなちゃん、ちょっと目を瞑ってて下さい。」


私は大人しく目を瞑る。


何が起こるんだろう…?


「タツ、起きろ。んで、こなみ返せ」


「ヤッシー…?」


え、こむらさん…?


ーーーガバッ


「ヤッシー…!ごめん!俺、わざとじゃない…!なんか柔らかいもん、触ったけど…!わざとじゃ…ってー!」


こむらさんがタツくんを殴った。
痛そう…!


「こなちゃんに謝りなさい、タツ。」

「わわ!ごめんね、こなちゃん…!」

「あ、いえ、大丈夫です…こむらさんが助けてくださいましたし…」

顔を真っ赤にこむらさんとタツくんから顔を逸らす。後ろからキョウさんが私を抱き締める。


え!
キョウさん!?