あれ…というかれいちゃんは…?
部屋を見回しても、私が寝ていたであろうベッドの乱れだけ。
ここは私の部屋…?
それとも…
こむらさんの部屋…?
「あ、あの…こむらさん…?
つかぬ事伺いますが…ここは誰のお部屋でしょうか…?」
「こなちゃんのお部屋です」
「れいちゃんは、どこでしょう…?」
「れいちゃん?
…ああ、一緒にきた友達ですか?」
「はい…」
「帰ってこなかったみたいですよ。こなちゃんの携帯が何度か鳴ってましたよ。」
こむらさんの言葉を聞いて携帯を急いで確認する
着信が何度かきてたようで、すっ飛ばしてメールを開く。
"こなみ〜☆
言ってた太陽くんだよぅ
太陽くんとそのお友達とカラオケだよーん!
新幹線で帰る前には連絡するねーん☆"
太陽くんだとおおおおおおおおお!?
嫌な予感がしてたまらない。
何もないことを願って、スクロールをする