それは困るけど、楽しみだなぁ。


そう言って微笑んでくれるこむらさんが私は好きかもしれない。



「じゃあ、こなちゃん。うるさい奴らだけど、一緒に食べてくれますか?」


落ち着いた私にそう問いかける。


「もちろんです。こむらさんと一緒に食べたいです! へへっ」



こむらさんと2人で歩いて、お店に向かう。やっぱりこむらさんは私に合わせて歩いてくれる。



「あ、こなちゃん。あいつら多分うるさいけど許してね?」

「いえ、むしろごめんなさい、ですよ。友達同士の食事に…」

「誘ったのは俺だから気にしないでください。じゃあ行きましょう」


まさか、お寿司屋さんとは思わなかった。しかも回る方じゃなくて握る方…

お金足りるかしら…!