そんなことを考えているうちに、自主練が終わったらしい部員たちがぞろぞろとやってきた。



「マネージャー、ドリンクお願い」


「はい、お疲れ様です」



部員一人一人に手渡しでボトルを渡していく。



最後の一本を手にとり、河西先輩の元へと向かった。



「先輩、どうぞ」


「あ、玲ちゃん。ありがとー」



先輩は相変わらずの笑顔でボトルを受けとると、そのままドリンクを飲み始めた。