『ねぇ、名前なんて言うの?私はね、ここあ っていうの。ふじいここあだよ。』




『……ぼ、僕……』





その時は、同じ年齢の子とあまり関わりがなかったため、人見知りが激しかった。



でもそんな僕に、ココちゃんはいろんな世界を見せてくれた。