「車が多いしさ、普通に帰って公園とかでのんびりしない?」 そういう龍くんの言葉を押し切って、「たまにはいいじゃん!」 と、私はその道を歩きました。 そんな時、ふと目に入ったのは、何かを加えて足を引きずりながら歩くネコでした。 道路の真ん中でトロトロ足を引きずっていては、危ないと思い、車が来ていないのを確認してネコのところへいきました。