「……家まで送ってくよ。案内して?」


遅いから大丈夫って言ったけど柳葉君は家まで送るってきかなかった。


家までの道を2人で歩く。


「…怪我、痛む?」


初めて会った時みたいにそこら中傷だらけ。


「…平気」


「でも本当に喧嘩してるとは思わなかった」



「???」



「友達にね、柳葉君はすごく強いって聞いてたの。
まさかあんなに強いとは思わなかったけど」


1人であんな人数倒しちゃうんだもん。