『おい!!やっと来たぞ!!』


誰かが叫んだ。


それを合図に私の隣にいた金髪が立ち上がり、叫んだ人の方に向かっていった。


逃げるなら、今しかないよね。



そっと、荷物を持って気付かれないように空き地をあとにしようとした。