「しーっ!」

神田は私の目の前に人差し指をたて小声
で言った。

ここは神田に任せよう。

「それじゃあ、からあげちゃんピリ辛味
くださーい。それとお、彼氏と食べるんでつまようじを2本つけてくださーい。」

と神田は女子高生風に言った。
この変装が意味があるのかわからないが
ここで言う彼氏というのは私のことで
あろうか。
私は照れ隠しに舌先でホールズを転がし
舐めた。