私と神田は近くのコンビニエンスストアに寄り、
缶コーヒーとホールズを買い
公園のベンチに腰を下ろした。

コーヒーとホールズは食べ合わせが悪い。
なぜか私はまずいだろうと予測しながらも
舐めながらコーヒーを口に含んだ。

いくら神田でもここまで研究熱心ではあるまい。
真のホールズフリークは私だけだ
と神田に格の違いを見せつけた。

しかし神田まだ私は神田の実力を
みくひっていたみたようだ。

彼女の手にはコーヒーではなく
コーラを手にしている。
まさかとは思ったがホールズと
コーラを同時に味わっていた。

コーラの爽快感とホールズの爽快感
を見事ナチュラルに楽しんでいる。
しかもわざとらしさがなく自然体だ。
私が真のホールズ好きだとしたら
彼女は天性のホールズ好きと言えよう。


神田とであれば必ず妻の失踪事件を
解決できるだろうと確信した。