「ぼくらは魔法使いでも、お医者さんでもないんだ」




こまったようにわらうトルルにがくぜんとします。




「しあわせに…してくれるんじゃなかったの?」



クララはゆかにつかない足をぶらぶら。




たいくつそうです。




トルルとトムが話しているのをかくにんすると、せきをたちました。




「どこにいくの?」




トムの問いをムシして、げんかんから出ていってしまいました。