そして…トムは目にしたのです。




自分のビザくらいのせたけしかない、




きみどりのふくに、きみどりのぼうしをかぶった小人が、おとしあなの中ををのぞいているのを。



そう、クララです。




「きみが…小人さん?」



トムのこえに、クララは顔をあげ、にらみつけました。




「トルルに…なんてことするんだ!!!」