きっと今日こそ小人さんはきてくれる。




トムは、そうしんじていました。




その夜も、トムはドアのまえで小人をまちかまえます。




「どうか、ぼくのいえのドアをたたいて。」




まよなか1時。




しかし、トムのいえのドアはだんまり。




げんかんに花をうえても、小人はこなかったのです。