チュンチュンチュン



小鳥はまたさえずって、どこかに飛んでいきました。



少女は小鳥を見送ります。



「小鳥がしゃべるなんて…。知らなかったわ。」


「知らない場所には、知らないことがいっぱいあるんだわ。」



そう言って、森の方へと続く道に歩いていきました。