チュンチュンチュン



小鳥はさえずると、歌いました。



“少女は選択を誤った”


“ぼくに石を投げつた”


“少女は選択を誤った”


“ぼくにすがたをみせろと言った”



小鳥が歌い終えると、森中のいきものたちが、いっせいに笑い出しました。