「あなたネコ?それともクマ?トラ?」



起き上がり、たずねます。



「にゃお~~ん。」



ドラネコはまた鳴きました。



胸までふるえるほどの鳴き声です。



おもわず耳をふさいでしまいます。



「もう!どちらでもかまわないわ。」