放課後、文化祭の準備も終えた後、美術の先生に呼ばれてたのを思いだし、瑞希に教室で待ってもらい、行って戻ったら…



瑞希に触れようとするあの子がいた


『瑞希ー、お待た…えっ?』


机にひれ伏して寝ている瑞希にかがんでキスをしていた!?があの子がいた


私の位置からは触れたのか触れてないのかがわからないけど…
でも…
それくらい、近付いてた




『あっ…』


ガタッ


あの子がびっくりして、横の席に当たった



『うん?……俺寝てた?…うん?』



『ごっ…ごめんなさい』


そう言って真っ赤になったあの子は 走っていった