「龍太郎~」


「んだよ。うっせぇな・・・」



「アンタ母親に向かって

 うっせぇなって何よ!!!」



「うっせぇからうっせぇって言って

 何がわりぃんだよ・・・」



「ったく」



「で、何なんだよ。

 日曜ぐらい寝かせろよ」


「大事な話があるの・・・」



「は!?」



「ちょっと座りなさい」



「めんどくせぇな・・・」




「龍太郎、起こして悪かったな。」



「親父か。めずらしいな」



「あぁ。それでなお前に大事な話が

 あるんだ・・・」



「何だよ」



「落ち着いて聞いてほしいんだ」



「おぉ」



 
 正直嫌な予感はした・・・



 



 俺の勘は当たった・・・