『よし、今日の練習はここまで!
 お疲れ様。今日はゆっくり休め』


「「「ありがとうございました」」」


「龍太郎また明日な~」



「おぅまたな」



 涙いるかな?


 もう帰ったかも



 あ、メールするって言ったんだった。



[練習終わった。もう帰った?]




(~♪~~♪~~~♪)



「返信早っ!!」



[練習お疲れ様♪
 今校門の所にいるよ★]



「待っててくれたのか・・・」



 あぁ~早く会いてぇ


 早く行こう!!!




 

 いた♪



「涙・・・・ん?」




「あっ!龍君♪お疲れ様」



「・・・隣誰?」



「どーも。俺吉沢!
 神山と同じクラスでサッカー部
 よろしく♪」


「あっそ。別に聞いてねぇんだけど。
 っか何でお前いんの?」


「あ、神山一人じゃ危ないと思って」



「ふーん。そりゃどーも。
 涙かえるぞ」



「うん、じゃぁね吉沢君」



「おぅまた明日な♪」




 なんかウザイ・・・



 何で二人っきりでいんだよ・・・



 殴ってやろうかと思った・・・



 あーウザイ・・・。




「龍君・・・?」



「あぁ!?」



 あ、やべぇー・・・



「悪い何?」


「ううん・・・なんかあった?」



「別に」



「怒ってるよ・・・ね?」



「怒ってないけど」




「うそ!!!」





「別に」



「わたし何かしちゃったかな・・・?」



「別に」



 あー涙に八つ当たりしてる・・・


 俺最低・・・。


「さっきから別にしか言ってない!!!」




「・・・アイツ何・・・」



「えっ?」



「さっきいたヤツ」


「吉沢君?」



「そうじゃん。」