「一晩の楽しみは名残惜しい。 霧里の客になる」 より興奮するだろう続きをせず、 白い裸体を恥ずかしく着物で隠してる娘は、 「はい」 と了承する。 「だが、お前の貞操を破るのは私だ」 「はい」 また身震いをしてこんな遊女がいていいものか と思ったわけだが、可愛らしい小鳥に心を奪われたのは予想外だった。