歩いて歩いて20分。 ちょっと疲れたなー。 「ごめん、疲れたよな。後ちょっとだから我慢して?」 できるだけ顔に出さないようにしていたのに、羽琉にはバレてたみたい。 「ううん!大丈夫! 楽しみで仕方ないから!」 笑顔でそう答えた。 そっかっと羽琉も笑った。