そのまま歩き進めて、10分くらいたった頃
後ろから名前を呼ばれた


「花奏!」


パッと後ろを振り返った


「光ー。
起きたのー?せっかく置いて帰ったのに…。ざーんねんっ。」


ぷーっと頬を膨らませてみた。



「よかったー。
花奏、起きたらいないから。
なんかあったのかと思った。」

はぁーっと息を吐いた。