日向side*


職員室に用事を済ませて廊下を歩いてたら、階段の近くから叫び声。


「おい!誰か落ちたぞ!」
「誰か、先生呼ばないと!」



その状況からすれば、誰かが階段から落ちたみたいだった。


少し気になって野次馬達の間をぬって、階段の下をみた。


そこには、たくさんの資料が散らばっていた。
その真ん中には1人の女子生徒が倒れていた。



その女子生徒の顔を見ると…


「花奏ちゃん⁉︎」


俺は一目散に階段を駆け下りて、花奏ちゃんに近寄った。