「そっちに行くね!」



「はーい」




昇降口の近くに掲示板があるから、私が
そっちに行った方が早いしね。



掲示板に向かって、人をかき分けながら
進む。





後半分。そこまできたときだった。




「「「きゃぁぁー!!!」」」




女子の甲高い悲鳴が聞こえた。



うるさっ。耳が痛いんですけど。