「ふあぁ…よく寝た」





目をさまして外を見ると少しくらい。



時計が指し示すのは6時。





あれから2時間ぐらい眠ってたのか。


あんまり遅くまでいると鍵しめられるから
な…もう帰ろう。




鞄をひっつかみ保健室を出た。






「あっもうこんな時間だ。量多すぎて面ど
いんですけど。優等生は失敗だったかな」




廊下を歩いていたときそんな声が聞こえた。



これは黒崎葵?