「行ってらっしゃい。楽しんできなさいね?」
「うん。行ってきます」
はき慣れない靴を履いて玄関を出る。
この時間に出れば遅刻はないでしょ。
「葵、はよ」
「…え?伊織、なんで?」
外には何故か伊織がいた。
なんでこの時間にいるの!?
家逆方向なんだし伊織の家からの方が駅近いのに。
「なんでって迎えに来たから?葵早くでると思ったし」
「それにしても早過ぎよ!何時にでたの?」
「7時30分ぐらい?」
「早いわよ!?」
前みたいに用事があったわけでもなさそうなのに…。
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