「いきなり危ないじゃない!」



「葵が俺の隣に座ろうとしないから」





伊織に抗議したけれど理不尽ないいわけ
を返されてしまった。



しかも強制的に隣に座らせられたし。



もう、何なの。




「あら、ふふっ。ラブラブね♪お邪魔かしら?」



「ありがとうございます」


「ラブラブじゃないから!伊織もそこでお礼とかいわないでよ!」




伊織を横目で睨んでいたら、なんの勘違いか知らないけどお母さんが生暖かい目で含み笑いをしてきた。