「いや、あのさ、とりあえず中入ろう?ここ玄関だし」 「あ、うん///」 やっと、お隣さんに見られているのに気付いたのか顔を赤らめている。 その光景を見たお隣さんは幼い子に向けるような優しい笑顔を向けて、自分の家の中へと入っていった。 …そのため、自分も顔を赤らめながら家に入る事になるのだった。 あぁ、明日からどんな顔をしてお隣さんに挨拶をすれば良いのだろうか……。 …などと杞憂するのだった。