「そろそろ片付けするかー」


「もう4時だからねー」

あれから4時間もたっていた

「じゃあ、翔兄さんと輝兄さんと健斗兄さんはテーブルの片付けを
昴と柊は皿洗い、孝兄さんと楓と諒太は掃除僕と紫苑は夜ご飯の買い出しに行ってきます」


『あたしは何をすれば?』


「蓮華さんはなにもしなくていいですよ」


「そーだよ、今日は蓮華ちゃんの歓迎会だから!」


『そうですか…
ありがとうございます』


「いえいえ
暇だったら荷物の整理でもしてたら?」


荷物…
まだ持ってきてないな
家に帰るのは面倒だし…あっ



『ちょっと電話してもいいですか?』


「いいよ?」


『ありがとうございます』


そう言って翡翠に電話をかけた


プルプル プルプル プルプル

《はい?》


『あたし』


《知ってますよクスクス》


『荷物、持ってきてない
明日、あいつに持ってこさせて』


《あいつ、ですか?…》


『そう…』


《大丈夫なんでしょうか?》


『なんかしたらあたしかヤル』


《ふっ、それなら安心ですね?》