返事はない。動きもしない。


息すら・・・・・・してない。


『父さん、僕との約束は!?約束、したじゃないか!・・・・・・破らないでよ!』


俺はすがりついて大泣きした。


だけど、周りの人から引き剥がされた。


今になったら、死んだ人に対しては失礼だった。


でも、そのとき俺は、どうして僕の父さんのことを引き剥がすの?


お前は僕たちの何なんだよ!


って思ってた。


そう、父さんが好きだったからね。


父さんの死んだ理由。宿が襲われたらしい。


“鬼の忍衆”に。