そうこうしているうちに


目的の資料室に到着した。



これで佐野くんともバイバイかぁ

なんて思っていると



「もう暗いし送ってく…」



「えっあの?」


「断る権利ねぇよ?なんかあぶなかっしいし」



そういいいたずらっぽく笑う佐野くん



「佐野くんは笑ってるともっといいのに」