美桜が小学2年生の時、担任の先生から電話があった。



『今日、美桜ちゃんクラスの子とケンカしまして・・

自分はお父さんから産まれてきたって、そんな風に言うんです。

クラスの子がそれは可笑しいって笑って、美桜ちゃん怒ってしまって・・・』




まさか美桜がそんな風に思っていたなんて考えもしなかった。

その夜、僕は美桜に本当のことを話した。