声を上げて俺は泣いた。 どれだけ菜花を傷つけてきたんだろう。 こんな俺をずっと愛していてくれたのに。 「でもね勇人、あたしは幸せだよ、勇人がくれた幸せだから。 あたし一人じゃ味わえなかったもん。 人は一人じゃ幸せになれないんだよ・・・ ねぇ勇人・・愛してる」