「おい、星輝と透琉
欄を倉庫に連れて来い」


「いやだ‥‥はなして!」

ーーードカッ


透琉を殴ってしまった‥‥

「くっ‥‥ってーなー!!!
女でも手加減しねーぞ!」



「あ?やれるもんならやってみな‥‥
君だって、なめんじゃねーよ」



あぁ‥‥低い声出しすぎでしまった‥‥
まぁいいや‥‥


皆の反応は‥‥うん‥‥ヒビってる‥‥



「欄‥‥本当に仲間に入ってくれ‥‥
欄が入らないと俺らは‥‥終わるんだ‥‥」



終わるって‥‥

「つまり、絶滅‥‥」



「あぁ‥‥そうだ‥‥」




「なんで、終わるんだ」


「今No.1で狙われてる‥‥

最初は良かったんだてど

皆弱ってきて

今絶滅危機なんだ‥‥」




「姫なら弱いあたしじゃなくて

他の強い人にすればいいだろ‥‥」



「欄と他の女は、全然違う!

欄の方がオーラがあるし守りたいから

欄の方がいい‥‥」


絶滅危機‥‥

絶滅したらあたしみたいになって

不幸な人生を歩んでしまう‥‥

そして‥‥守りたいから

こんなに嬉しい事は感じたことない‥‥


でも、あたしと一緒にいたら

また、不幸が襲ってくる‥‥


「‥‥あたしが一緒にいても後悔しない?


不幸や不吉が襲ってこようとしても?」




「‥‥‥‥」



やっぱり、そんなやつとはいたくないよね‥‥


「ほら‥‥無理でしょ‥‥

あたしは本当に不幸と不吉な女だから

一緒にいると‥‥死ぬかもな‥‥ククッ

だからあたしじゃない方がいいよ

では‥‥」




ーーーガチャバタンっ




やっぱり不幸と不吉を運ぶ

あたしと一緒にいたくないに決まってる‥‥

もー嫌われたな‥‥それでいい‥‥