「うん。 私、佑斗のこと好きだよ。」 「やっぱりそうなんだ。 佑斗くん人気だもんね。」 「佑斗人気すごいよね! 私も負けないように頑張らないと!」 「頑張れ。 私、夢希ちゃんの恋応援するよ。」 「ありがとう!」 笑顔で応援すると言ってくれた千佳ちゃん。 味方が増えて、純粋に嬉しかった。 千佳ちゃんと話せるようになってよかった。 私は衣装づくりの作業を進めながらそう思った。