「おはよう!
岩本と鈴村。」


「あ、佑斗おはよう!」


「佑斗……おはよう。」


いきなり佑斗が現れて、私はかなり動揺した。
変わらなきゃって、心に誓ってすぐだったからと言うのもあるだろうけど。


「なあ、岩本。
昨日門にいた男って誰?」


「え?」


開口一番に言われた言葉に私は絶句した。
佑斗があの場にいたなんて……。