「おはよう!夢希!」 「夢希ちゃん、おはよ」 私が家を出ると、絵里以外に千佳ちゃんもいた。 「そこで千佳ちゃんと会って、一緒に夢希を迎えに来たんだ!」 「おはよう二人とも! 千佳ちゃんって家この辺だったんだね!」 「うん。偶然でも誰かと登校できて嬉しい。」 千佳ちゃんはそうニコッと微笑んだ。 「じゃあ、行こっか!」 私たちは3人、何気ない会話をしながら、歩き出した。 そして私は全て受け入れる決心をした。