隣を恐る恐るみてみると、
颯君が苦虫を噛み潰したような顔で
ネクタイをみていました。

…おっと、早くネクタイ隠そ…。


「よし!!
早く皆でゴールしよーぜ!」

晴真君のその声で
皆でゴールテープまで走っていきました。


















「一位おめでとう!!
コングラッチュレイション!!」

「かんぱーい!」


私の班はなんと一位だったみたいで。

学校を終えた私達は放課後
経君の家(無理矢理)で
『一位おめでとパーティ』を
開きました。