陽翔は屋上に俺を連れてきて、不機嫌な俺にわざと驚いている。

「うっせーな。」

「まぁまぁ。」

はぁ……。

陽翔が座ったから俺はため息ついて座った。

「で、なんだよ。話って。」

「ん?何が?」

「話終わってねぇって連れてきたんじゃねぇの?」

そう言うと陽翔は「そうだなー」と携帯を見ながら言う。

「話ねぇならもどる。」