「姫衣!」

次の休み時間…未来が私の席へ来た。

Γもしかして亮くんってさ。」
「そのもしかしてだよ…。」


はあ…。
ぱっと廊下を見ると亮くんの周りにはたくさんの女子が集っていた。

Γ姫衣!大丈夫?顔色悪いけど…。」
Γ大女夫。」

心配そうに私に問いかける未来に笑いかける。

「姫衣ちょっと来い!」

そう言って廉は、私の腕をひっぱる。