「大好きだよ」

「すごいね!兄ちゃんも大好きなんだよ!」

「え…?」

「だよね?兄ちゃん」
その声と共に優希ちゃんが振り向き私も振り向いた


そこには瑞希くんと希がいた

「兄ちゃん良かったじゃん」

「瑞希.兄ちゃんをからかわない」

「は~い」
「でも…美希は兄ちゃんのどこが良いんだろう」


なんて繰り返す瑞希くん


「瑞希.いい加減にしろよ~
美希を呼び捨てにしない」


そう言いながら
瑞希くんの頭を撫でていた