<魁斗サイド>


俺と蒼那は婦人服売り場に来ていた。


さっそく目当てのものを発見したのか
飛びついていく蒼那。


可愛いな。


そんなことを思いながら俺は蒼那の
後に付いていった。


持ってきたカートにはすでにショートパンツ、
シャツ、セーターがあらんばかりに詰め込まれ
こんな量、金掛かるだろ。
といわんばかりだった。


「これお母さんにいいかもーっ!!」


少し大人っぽいブーツを手に取る蒼那。